【前編】小平市との意見交換会(2021年7月19日実施)議事録 ・要望書の説明と市からの回答

〇全体の流れの説明

1.趣旨説明
2.
参加者の紹介
3.
要望書の説明(配布資料に基づく)
4.
市の説明 (要望書への回答)
5.
質疑応答
6.
まとめ

 

はじめに父母連執行部より全要求を通して説明。
その後、小平市子育て支援課より1つ1つの要求に対する回答をいただき、父母連及び参加保護者による質疑応答を1つずつ実施。
本議事録は見易さを優先し、実際の発言の順番を並び替え、議論ごとに質疑応答をまとめている。

 

1、 趣旨説明

今日は、2022年度小平市の学童クラブの運営に関して、父母連の意見を集約した要求書にそって、小平市側との意見交換の場である。
本日24~30名程度の保護者も参加しているが、要求書はこの場にいない保護者の声をまとめた要求書なので、参加者の意見は踏まえつつ、要求書を中心に話を進める。

 

2、参加者の紹介

父母連の執行部の紹介 ※参加者リスト掲示及び読み上げ
市議会委員の紹介 ※参加者リスト掲示及び読み上げ
小平市の子育て支援課の挨拶

 

3、要望書の説明

読み上げ。別途Web公開しているのでそちら参照のこと。
2022年度 小平市学童クラブ運営に関する要求書

 

4.市の説明 (要望書への回答)

 

5.質疑応答

1.コロナ対応について

コロナ対応については、87%(約9割)の保護者が満足と回答。一方、スペース確保の点や指導員さんの負担増について不安という意見があった。

①学校の保健室を利用等、急な発熱や体調不良の児童の休憩室や隔離スペースを確保してほしい。

②指導員さんが保育に専念できる環境整備。すべての学校で、空き教室や体育館の使用可能にし、
学校との連携強化してほしい。また、スペース利用に伴う消毒や移動(引率)が必要なため、
補助人材の増員を同時にお願いしたい。

【市の回答】

・今後も手洗いうがい・消毒・換気等、コロナウィルス感染対策を引き続き行う。

・体調不良の児童がいた場合は、保護者にお迎えを要請している。
お迎えまでの時間は静養室(なければそれに値するスペース)で他の児童から隔離している。

・保健室利用は学校終了後のため考えていない。

・体調不良児が多数出た場合は、学校の部屋を借りる等、速やかに静養スペースを確保する。

・学校側には、日頃より体育館、校庭の利用についてご協力頂いている。

・放課後に教室を借り分散保育しているところもある。

・夏休みなどの長期休業期間は、分散保育や指導員の休憩場所の借用について、各クラブの希望を
伺い、学校に相談させていただいている。

・分散保育や消毒、清掃のために増員等の要望がクラブからあれば、加配の対応をしている。

 

2.経験豊富な指導員さんの継続勤務のための施策について

コロナ禍により指導員さんの負担は増大しているため、どのような施策を考えているのか教えて欲しい。

【市の回答】

・直営の学童クラブ指導員は市の職員で報酬・期末手当・休暇等を付与している。
また、コロナウィルス感染症対策としての勤務時間外に消毒等を行った場合は時間外手当を
支給している。

・感染症の情報・小学校教育委員会ガイドラインなどの情報は各クラブに伝えている。定期的に月1回
全クラブとの事務連絡会を行うほか、子育て支援課の職員もクラブに赴いて情報共有や、現場での
要望や相談を受けている。このほかにも研修を多数行っている。

 

3.学童の増設について

①2年以上定員21名超の学童について、増設予定でない学童の有無。
ある場合、増設されない理由を教えて欲しい。また、定員超状態の学童について、どのような施策を
お考えかお聞かせ頂きたい。

②定員超の学童について、民営、公営を問わず、児童一人につき1.65平方メートル以上の場所の
確保(厚生労働省ガイドライン)をし、また、状況により、指導員の加配をすることを要求します。

【市の回答】

・令和3年度は、八小に2クラブ、十二小に2クラブの計4クラブを新設した。

・学童クラブの設置に関する考え方は、平成17年に示した設置に関する考え方の通り、2年継続して
定員を21人以上超える場合には、今後の児童数の推移を見極めた上で、新設クラブの検討等を行う
対応を考えている。この考えに変更はないが、学校敷地内や隣接地に建築可能な場所があるかなどの
スペースの問題の他、新たに建築する場合の設計/工事時間含め出来上がるのに3、4年要する。
そのため、定員を大きく上回っているクラブについては、クラブ室の狭さの解消や待機児童を
出さないために、教育委員会・学校と調整して、教室を借用して対応している。

・定員超のクラブもあるため、児童一人につき1.65平方メートル以下のところもある。引き続き、
教育委員会・学校と協力のもと、スペース確保に努めていく。

・現在、児童40名につき2名、児童60名につき3名の指導員を配置している。指導員の加配は、
児童数やクラブ室の状況により対応していきたい。

 

4.高学年の受入れについて

約半数の家庭が4年生まで、約25%の家庭が6年生までの受入れを希望。

①4年生以上でも定員に余裕がある場合等は、柔軟に受入れをお願いしたい。

②長期休暇中だけでも高学年を受け入れ要求が22件ありました。現状可能かどうかを教えて欲しい。
また不可能な場合、高学年が長期休暇中利用できる施設、制度を教えて欲しい。利用できる施設、
制度が少ない場合、学校等の連携によりその拡充を要求する。

【市の回答】

・小平市は待機児童を極力出さない方針であり、現時点では多くのクラブで定員を超えて受け入れて
いる状況。従い一律に高学年の受け入れを行うことは困難な状況となっている。ただ受け入れ児童が
一定数を下回る場合は、様々な観点を考慮した上で柔軟に対応したいと考えている。

・なお令和3年度はコロナウィルス感染拡大防止の観点から、高学年児童の受け入れは見送りとした。

・②について…通常時と同様、現状では行っていない。「小平市子どもあそびマップ」も参考に、
児童館や子ども広場などを活用してほしい。

 

5.土曜日、平日の開設時間について

指定管理制度の導入クラブ以外でも、19時閉所、土曜、長期休暇中の8時開所の実現を要求する。
例年、指導員の勤務時間制限、臨時職員のみの保育時間の懸念により、指定管理者以外のクラブでは
延長ができないというご回答をいただいております。 しかしながら、地域によっては直営の学童クラブ
しか選択肢がなく、延長がある学童との負担差が生じます。指定管理者制度を導入している学童クラブ
以外でも開設時間延長を今一度ご検討お願いしたい。

【市の回答】

・指導員の就労事情や、アルバイト職員のみでの対応時間をこれ以上増やすことが適切でないこと、
また、延長保育を行うための人件費、事務費のコストの問題から、直営のクラブでは実現が困難な
状況であるため、新しいクラブを新設する際に指定管理者制度を導入することで延長保育を実施する
こととしている。

・指定管理者制度については11校15クラブで導入しているが、延長保育は全校で行うべきと考えて
いるため、随時進めたいと考えている。

 

6.障害児枠の拡大について

①現在の障害児受入状況について、待機児童はいるのか教えて欲しい。待機児童がいる場合、
希望者については、全員の受入れを要求する。

②障害児、発達障害傾向児に対して、指導員への研修制度はどのようにされているのか教えて欲しい。

【市の回答】

・①について、待機児童はいない。次年度の入会申請期間に入所希望があった児童に対しては全員
入れるようにしている。

・②について、東京都が実施するものとして「放課後児童支援員」の認定資格研修で、障害のある
児童への対応を学んでいる。5年以上の指導員経験者を対象に資質向上研修でも同じく学んでいる。
その他、小平市独自でも研修を行っている他、希望のあったクラブに臨床心理士の巡回相談も行って
いる。

 

7.指定管理者が変更、新設する場合の対応について

①新設の指定管理者について、市の基準を満たして安全に運営されているかをどのように確認されて
いるのか教えて欲しい。

②指定管理者の選定・決定前に保護者からの意見を聴取し、選定過程において管理者変更の必要性の
有無等を踏まえ、慎重に検討して決定することを要求する。

【市の回答】

・①について、毎月の実施状況報告、施設長との調整連絡会議の実施や直営クラブ含む全体の事務連絡
会での情報共有、クラブ便りの確認を行っている。その他、年2回の保護者へのアンケート、子育て
支援課によるクラブへの現場確認にて児童の様子や保育の状況を把握している。

・②について、指定管理者制度の導入は、コスト削減とサービス向上を目的としている。また現在の
管理・運営をより優れたものにし、参入機会を保障する為、指定期間有期での公募を原則として
いる。従い学童クラブについても原則5年の指定期間で事業者を公募で選定している。指定管理者
選定委員会は市職員2名と外部委員3名(弁護士、公認会計士、当該分野の有識者に依頼)で構成
されており、匿名審査にて、高得点の事業者を候補者に選定し、市議会で議決の手続きを以て最終
決定する。期間満了により、どの指定管理クラブでも指定管理者が変更の可能性があり、日々接して
いた指導員等が代わる事で、児童や保護者の不安が出ると考えられるが、業務内容に定められている
保育内容の引継ぎが、現事業者と新しい事業者とで円滑に出来るよう市も間に入り協力を求める。

 

8.長期休暇中の昼食について

①(例年議論されているが)現在、小平市では長期休暇中の昼食の施策についてどのようにお考えか
教えて欲しい。

②(2020年度の要求において)保護者主導で昼食(宅配弁当等)の提供をする場合、対応策検討→
事前に市と話し合い→実施のフロー を回答いただいています。希望するクラブがあれば、検討
頂けますでしょうか。その場合、指導員さんに負担のない範囲でご支援いただくことは可能でしょう
か。例)業者が学童内まで弁当を配達できれば、指導員さんに受け取っていただくなど。

【市の回答】

・①について、学校と同じような給食の提供は多額の予算がかかるため困難。宅配弁当の導入に関し
ては、衛生管理と人員配置、それに伴う経費の捻出に課題がある。

・②について、もちろんその際は対応するので連絡をしていただきたい。支援については、指導員の
負担のない範囲でなら可能だが、宅配弁当の受け取りは、注文内容の確認も合わせて必要となると
思うので、受け取りは父母会でお願いしたい。

 

その他.学校別の要求

<6小>

6小第2学童では、定員超過の状態が継続。クラブの増設・増床等の検討状況についてお示し頂きたい。

【市の回答】

・2年継続して定員を21人超える場合に増設検討となるが、6小については対象ではない。

<13小>

勤務証明書をこども園や保育園と学童を共有してほしいです。園・学童の提出時期がずれや個々に会社へ申請が必要なため、負担が大きいため。

【市の回答】

・保育園の入園申し込みの際に使用した勤務証明書をコピーして学童の申し込みの際に利用して頂く
ことは許可しているので利用していただければと思う。※ただし、学童クラブ入会用の勤務証明書は
保育園の申し込みには使用できない。

 

【後編】小平市との意見交換会(2021年7月19日実施)議事録 ・質疑応答に続きます。