父母連が学童内のトラブルに関与する考え方と、過去の事例

この記事は、父母連の役員を担当する方が、クラブの保護者から相談を受けた際の基本動作を解説します。併せて、過去に発生した事例を簡単に紹介します。

トラブル発生時の父母連の基本動作

父母連の役員は、多くのクラブと連絡を持っていることが強みです。ただ、残念ながら、父母連の役員は任期1年の普通の保護者なので、トラブルを多く解決できるとは限りません。そのため、基本的に、トラブルは各クラブ・父母会で解決いただく想定でいます。

トラブルが持ち込まれた際の父母連の基本動作としては次の順番です。(あくまで基本動作であり、万能ではありません)

  1. トラブルの事実確認(当事者は感情的になっていることが多く、どこまでが事実で、どこからが感情なのか整理します)
  2. いくつかの学校のメンバーや前の役員などに質問し、他クラブでそれが一般的なのかを判断する
  3. もし、「トラブル」と相談されたことがどのクラブでも「通常」な場合は、相談者にその旨をお伝えする
  4. その「トラブル」が他のクラブから見ても明らかに問題な場合は、子育て支援課に相談する

基本はこの順番です。1番では、第三者的な視点から何が問題なのかを整理する意図で行います。ただ、あまりに機械的に応対すると、相談してくださった方を傷つける結果になることもあるので、傾聴を心がけてください。(これは専門スキルが必要な部分でもあるので、「あまり突き放さない」ことを意識すれば十分です)また、父母連だけでトラブルを解決できるケースは少ないため、基本は「子育て支援課に相談」です。

過去に父母連が関与したトラブルの解決例

ここで紹介する内容は、過去の父母連の引き継ぎ資料に掲載してあった事例を簡単に紹介したものです。

トラブル事例1:いじめが解決されなかった

クラブ内でいじめが発生した。被害者の保護者は父母会経由でクラブ指導員に解決を要請したが解消されなかった。

そこで、父母連同席で子育て支援課と面談して状況の確認と改善を要望した。

結果、いじめの内容が面談の場で説明された結果、いじめの深刻度が把握されておらず、加害児童への注意も軽かったことがわかり、必要な措置がなされ、事態は収束した。

トラブル事例2:問題のある指導員がいた

児童や保護者に対して不適切な言動を行う指導員がいた。保護者が個人で子育て支援課に改善要望をしたが、改善はされなかった。

父母連同席の元、父母会と子育て支援課で面談を行い、該当指導員は再教育・異動という処分がくだされた。その後も問題を繰り返したため、退職となった。

トラブル事例3:自分のクラブの運営が他と違った

ある学童クラブでは外遊びの時間が極端に少なく、保護者として疑問に思っていた。

保護者が父母連の定例会議でその旨を話したところ、他のクラブの外遊び時間と比較してもあまりに少ないことが判明した。

子育て支援課に実態を訴えたところ、市としても望まぬ状況であったことがわかり、状況が改善された。

※公開ページへの掲載にあたり、大幅に記載を簡素化していますが、手元にある情報にはそこまで詳細なことは書かれていないです。