東京、三多摩地域の学童クラブの状況 (受入学年や保育時間)
この記事は、父母連執行部が「小平市への学童父母連としての要求」を作成するにあたって、他の自治体(近隣にある自治体)の取り組みを調べた際の覚書です。
公開情報を整理したものなので、小平市学童父母連関係者にかかわらず閲覧可能にしています。
はじめに:小平市学童クラブの状況
小平市のホームページの「学童クラブ」のページを参考にしています。
https://www.city.kodaira.tokyo.jp/kurashi/015/015031.html
2019年9月時点の情報なので、今後変わる可能性はあります。
対象児童
(1)放課後帰宅しても、保護者が仕事や病気などのために適切な監護が受けられない児童
(2)小学校在籍の1年生から3年生まで(心身に障がいのある児童は6年生まで)の児童で、集団生活ができ、身のまわりの処理を自分でできること。
→毎年、「4年生以上も預かってほしい」という声が上がりがちです。
開設時間
通常時 正午から午後6時まで
土曜日 午前8時30分から午後6時まで〔学校振替休業日などを含む〕
長期休業日 午前8時15分から午後6時まで〔春・夏・冬休み(土曜日を除く)〕
延長保育
※指定管理者による運営となります。
通常時 午後6時から午後7時まで
土曜日 午前8時から午前8時30分までおよび午後6時から午後7時まで〔学校振替休業日を含む〕
長期休業日 午前8時から午前8時15分までおよび午後6時から午後7時まで〔春・夏・冬休み(土曜日を除く)〕
開設・延長保育については、主に指定管理者以外が運営している学童で「19時まで預かってほしい」「朝もうちょっと早くから開けてほしい」という声が良く上がります。
以上を踏まえて、他の自治体の対象年齢や延長保育の状況をチェックしてみます。
調布市の学童クラブ
現在、年度途中の入会となるため、ページは「年度途中の入会」の案内です。
https://www.city.chofu.tokyo.jp/www/contents/1550641238095/index.html
また、おそらく通年の入会案内の冊子が公開されています。
https://www.city.chofu.tokyo.jp/www/contents/1550641238095/files/annnai.pdf
対象児童
学童クラブに入会できる児童は、就労などの理由により保護者が昼間家庭にいない小学生です。
→年齢制限がないと理解しました。
開設時間 (育成時間)
- 学校の授業がある日 放課後から午後6時まで
- 学校休業日(土曜日,三季休業(春・夏・冬休み)中など)午前8時30分から午後6時まで
延長育成時間及び朝の見守りについて
- 午後6時から午後7時まで(延長育成料 30分ごとに200円)
- 学校休業日の午前8時から午前8時3 分まで(延長育成料 無料)
※ 公設公営の学童クラブ(児童館に併設している学童クラブ)では,学校休業日の午前8時から午前8時30分までは,学童クラブ職員ではなく,シルバー人材センターのスタッフが児童の朝の見守りを行います。
→休暇中のオープンは小平市より15分遅いけれど、延長保育があるようですね。縁によって延長保育は、普段の先生方とは違う方が見守るような仕組みになっているようです。
その他
ユーフォー (放課後子供教室事業)という取り組みがあるようです。
https://www.city.chofu.tokyo.jp/www/contents/1299673248091/index.html
無償で家庭環境に関係なく、放課後にランドセルを背負ったまま遊びに行くことができる遊び場が小学校内または近隣施設にあるようです。市内全市立小学区域にあるようで、地域差などは無いようです。
開設は月曜から土曜で、学校休業日(土曜日や三季休業中)でも8時〜17時という長時間開催があるようです。
専属職員が見守る中で、自由に遊ぶようです。手厚い。。
府中市の学童クラブ
https://www.city.fuchu.tokyo.jp/kosodate/kyoiku/kurabu/index.html
対象児童
学童クラブは、保護者が就労などのため、昼間家庭にいない小学1から6年生の児童を放課後から午後6時までお預かりする事業です。
https://www.city.fuchu.tokyo.jp/kosodate/kyoiku/kurabu/H31gakudounyukai.html
また、平成27年度より、学童クラブの対象年齢が、従来の3年生までから6年生までへと変更になりました。ただし、4から6年生の受入れは、1から3年生を優先に受付させていただき、定員に余裕のある学童クラブのみ実施します。
→原則1~3年で、余裕があれば4年生以上も受け入れ、という方式です。(割とメジャーな方式ぽい)
開設時間 (育成時間)および延長保育
平成31年度版の学童クラブの案内に記載されていた図表を文字にまとめました。
https://www.city.fuchu.tokyo.jp/kosodate/kyoiku/kurabu/H31gakudounyukai.files/H31gakudounyuukaiannnai-tsuunenn.pdf
- 学校の授業がある日:放課後から午後5時まで。午後6時までは延長。
- 土曜日:午前8時45分から午後5時まで。
- 学校休業日(春・冬休み)午前8時30分から午後5時まで。午後6時までは延長
- 夏休み:午前8時30分から午後5時まで。午前8時〜8時30分、午後5時〜6時は延長
→どこも延長保育があるようですが19時までは預かってくれないようです。また、5時以降はお迎えが必要とのことでした。小平市はお迎え必須では無いので違いがありますね。
その他:放課後子ども教室
放課後の子どもたちの居場所として、放課後子ども教室「けやきッズ」があるようです。
こちらは年間800円の保険料のみで、年間利用料金が0円です。青少年健全育成団体のスタッフが見守る中、自主的に遊ぶようです。場所は各小学校の特定の教室で、平日17時まで、長期休暇中は9時〜17時まで利用できるようです。
八王子市の学童クラブ
https://www.city.hachioji.tokyo.jp/kurashi/kosodate/003/007/p001380.html
こちらのサイトの記載を参考にしました。
対象児童
14の施設で小学校6年生まで受け入れていますが、原則は小学3年生(障害児は4年生)までの受け入れです。
→市内一律ではなく、クラブ毎に年齢上限が異なるのですね。
開設時間
基本時間
通常:下校時から午後6時30分まで
土曜日、長期休み:午前8時30分から午後6時30分まで
→基本でも6時30分と、かなり長めという印象です。ただし、お迎えは原則お迎え、延長時は必ずお迎え、という但し書きがありました。
延長保育
通常:午後6時30分から午後7時30分まで
土曜日、長期休み:午前8時から午前8時30分まで、午後6時30分から午後7時30分まで
→小平市が19時までなのに対し、19時30分まで開設するようです。
その他
放課後子ども教室のような、学童クラブ以外の取り組みの記載は見つかりませんでした。ただし標準の学童サービスが割と手厚いという印象です。
〜〜今後時間があれば追記します〜〜
この記事に関する注意事項
記事は極力公開情報を元に客観的にまとめていますが、随所に個人(2019年度小平父母連執行部・小林)の感想が混じっています。
この情報を元に何かしらの行動(申し込み・要求)をする方は、この記載を鵜呑みにせず、リンク先の公式な公開情報をご自分で確認するようお願いします。